最近のロードバイク

空気抵抗を抑えたエアロロードもだいぶ増えてきましたね。
一方、超軽量のロードもカーボンや製法技術によってより軽い車体がでていますね。

■エアロロードにみる傾向
 トップチューブの上ワンの形状が羽翼断面のような今までの円形のものと異なる形を採用している点。
 また、フォーク上部の長さが短く上ワンの上にスペーサーはステムが直付けのようになっている。
 このため、ステムの高さを調整することはできない。
 さらにハンドルとステムが一体になっているものもある。(TREK Madone 8がそれだ)
 
 2点目。ワイヤーの取り回しが内装が基本である点だが、取り回し方はメーカーやフレームの種類によっても異なることが多い。
 ハンドルから一旦フレーム内部に引き込み、各部位付近までワイヤーを配線する。
 リアブレーキ、リアディレーラ、フロントディレーラへのワイヤ出口もこれまたいろいろ。
 
 3点目。シートポスト。
 基本は羽翼断面、涙滴形状が採用され専用のものが使用されている。
 このシートポストを固定する方法は、ほぼ臼式による圧力で押さえつけるというもの。
 SCOTT Foilの場合は横からネジを回して押さえつけるので、汗水が浸透することがほとんどないが、上からネジを回すタイプもあり、この場合はメンテナンスはこまめにする必要がありそうな気がします。

 4点目。ダイレクトマウントブレーキ。
 一時期はシートステーの後方からBBの後方に直付けした形が採用されるフレームがちらほら出てきたが、このごろはメンテナンス性を考慮してかシートステー後方に戻す動きもある。

 気軽に乗りたい、メンテナンスもちゃんとやって長く付き合いたいという方には、これら専用設計されている部位を仕方がないと妥協できるかにかかってくると思います。
 現在はSCOTT Foilは2代目という位置づけで上記4点の専用設計が採用されている=汎用品は使えない。
 私が所有しているのは1代目で2点目と3点目が採用されているので、仕方がないと妥協した形です。