BELL STAR PROは雪山でも使えるのか?

以前の今の時期は、毎週末スノボに行っていたが、世帯を持ってからは年に2,3回行ければいいかな程度になった。
特にジャンプするわけでもなく、ハーフパイプで回ったりすることもなくフツーに滑るだけです。
コブ斜面以外の上級者コースも普通に滑っていました。
今回は、初滑りということもあり初〜中級のコースを滑ってきました。

なぜカテゴリが「ロードバイク」になっているかですが、実は今回ロードのヘルメットを被って滑ったのです。
スキー・スノボのウェア・スタイルとして、ヘルメット派は少数のようでほとんどがニット帽。
BELL STAR PROは通気孔の開閉ができるちょっと変わったエアロ系のヘルメット。

通気孔を閉じれば雪は入らないのでスノボでも使えるんでは?と思い、今回の初滑りで被って滑りました。
もちろん、ヘルメットだけでは寒すぎるので、冬用の暖かいインナーキャップを着用し、さらに坊主頭ということもあり、ベースレイヤーとして速乾性のあるインナーキャップをかぶるという二重でチャレンジ。

結果、ニット帽をかぶっていた頃と比べると、ヘルメットの方が断然イイ!ということが分かりました。
ニット帽だと、雪がついて溶けて水になるので、休憩時に暖かい場所で濡れてしまうが、これが皆無。
頭は至って快適。

続いてBELL STAR PROに装着できるシールドはどうかと言うと、これはNG。
晴れていても、雪が降っていてもNG。

雪が降っているとシールドを回り込んで顔に当たる。
降っていなくても寒さを通り越して痛い。リフトでじっとシている時も辛かった(^^;
この日の気温は-10度前後。
もう少し暖かくなれば、ハレの日はシールドでも良さそう。
とはいっても、雪用のゴーグルは持っていたほうがいいに越したことはない。

当初はあと、グローブもスキー・スノボで使えるのか試そうかとも思ったが、パールイズミのプレミアム・グローブを持っていってしまったこともあって、使わずじまい。
と言うのは、スノボの板に靴をはめる際、雪を払う必要があり、この時グローブにダメージが加わるから。
ダメージが加わるということは、グローブが傷んでしまい、本来の性能が発揮できなくなると思ったから。
スノボのグローブは2000円ほどのものなので、価格差3倍はあるプレミアム・グローブを試すのは辞めておこうと思った。

ちなみにスキー・スノボをやらない方がこれを読んだら、ロードバイクのグローブをスキー・スノボのやつにすれば安くて暖かいから一石二鳥では?と思われるかもしれないので、一応書いておきます。
「使えなくはないが、ハンドル操作や快適ではない」と注意書きをしておきます。
具体的にはデュアルコントロールレバーのブレーキ操作はやりにくくなるし、クッションもないし透湿性も考慮されていないものがほとんど(安いグローブ)
スキー・スノボを扱っている用品店に行って実物を見れはわかると思うが、グローブの素材がデュアルコントロールレバーのプラスチックと相性は悪く滑りやすいのがほとんど。
滑りにくくすれば、問題はクリアできるが、あとはグローブ内の蒸れやクッションの問題さえ許容できればアリ、ということになる。

ウェアはどうなの?と少し気になって考えてみた。
スキー・スノボのウェア上下はマイナス10度環境下でも不思議と寒くないが暖かくもない。
価格は上下併せて1万円ほどから。
ロードの上下もグレードはあるにせよ、安くても1万円ほどとそれほど価格の大差はない。

ロードのウェア(上)でスキー・スノボは耐えられると思うが、インナーも暖かいものが必要だと思う。
ズボンはNG。
これは、スキー・スノボのシューズをズボンの裾で覆うため。
ロードのズボンでは無理だ。
ズボンではなく、尻パッド付きのハーフパンツならアリ。(ズボンでも良いと思うが冬用ロードのものだと滑っているときは暑すぎるかも)
この上にスキー・スノボ用のズボンを履けば、雪の上に座っても直ぐお尻が冷たくなるということがなくなると思う。

逆にスキー・スノボのウェア上下をロードで使う場合を考えても、ウェアはアリだとしてもズボンは裾を含めた全体が幅広に作られているので、ペダルを漕ぐ時チェーンに巻き込まれてしまう。
しかも素材によるが、ペダルを漕ぐ度にズボンとフレームのダウンチューブ、サドルなど当たるし、シャカシャカうるさいかも。

あ、あと、書かなくてもいいかと思ったが、ロードで使っているサングラスをスキー・スノボで使うのは、トップシーズンは辞めといたほうがいい。
春シーズンになればアリ。

・・・

まとめると、グローブとサングラス、ウェアの下を除くヘルメット(通気孔が閉じれるもの)や小物(耳パッドやネックウォーマー)はロードやスキー・スノボで流用は可能。