マルチメディアセンター

今は、DENON SC-E727 と BOSE WER55を直列に繋いで使っているが、そろそろ買い換えたいなと思っている。
最初は ONKYO で考えていたが、いろいろ調べていくと KEF iQ30 が価格的にも丁度良い。
オーディオ系のサイトでも評判がいい。

現状を整理してみると・・・
PC の主な用途はマルチメディアセンター
昨日書いたとおり、DT-H30/U2RA で地デジ視聴。
音は ONKYO SE-200PCI LTD からアナログ出力。(アナログケーブルは audio-technica ART LINK シリーズの AT-SA2000)
アンプは、プリメインアンプの DENON PMA-390AE。
DENON PMA-390AE の スピーカーAから DENON SC-E727(バイワイヤリング接続)。この間のスピーカーケーブルは audio-technica AT6S40
バイワイヤリング上下端子から BOSE WER55 へ接続。この間のスピーカーケーブルは audio-technica AT6S22。

DVD 鑑賞は CyberLink PowerDVD(バッファロー DVSM-U22FBS のバンドル版) で、アップスケールを有効にして視聴している。
設定はビデオ強化の "True Theater HD(High Difinition)"、"True Theater Motion"、"True Theater Lighting" の機能を有効にすることで、より鮮明に、よりスムーズになる。
アニメが一番違いがはっきりと分かるので、ぜひ体験版などで試して欲しい。
そうそう、このアップスケールは、グラフィックカードの処理ではなく、CPU で処理される。
Core2Duo E8400(3.0GHz) では、使用率 20% くらいで大した事ないが、ASUS Eee PC 1000HA の Atom N280(1.66GHz) では CPU 90% を超える。
時折コマ落ちするので、残念ながら車載PC ではアップスケールで見れないことがわかった。
ION チップセットNetbook でも、同様だと思われる。
因みに、アップスケールを無効にした状態では 40% 前後と CPU 負荷が高い。
これは、Intel 945GSE チップセットのグラフィック GMA 950 に動画再生支援機能がないため、ということがわかる。
でなきゃ、CPU 使用率が 40% もならない。
CPU の性能を思い知らされた感じだ・・・
でも、通常の視聴は問題ないので、よしとするか。

音楽鑑賞は、Frieve Audio というフリーソフトでアップサンプリングを行い、ASIO4ALL でダイレクトに ONKYO SE-200PCI LTD へ出力。
Frieve Audio の設定ファイル (setting.ini) を手動でいじって、通常設定不可能な値を入力して遊んでいたりする。
音の奥行きに変化があったり、低音が若干豊かになったりするので、なかなか面白いソフトだ。
また、PC のスペックを要求するので、新しく組んだと時に、どのくらいの差があるのか実感できるソフトでもある。
Core2Duo E8400 では、下記の項目が限界のようだ。

Setting.ini ファイル [ReSampler] 項目

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nUpSampling=1
nUpFreq=1323000
bRational=0
bFixFreq=96000
bDirect3x=1
bDirect5x=1
bDirect7x=1
nITaps=4194303
IWindow=4
nDTaps=-1
DWindow=3
RFType=0
nRFFilterTaps=7

                            • -

簡単に説明すると nITaps 値を大きくすると、メインメモリを多く消費する。
上記の設定では、1GB〜1.5GBほどまで消費する。
nUpFreq 値は 44100(44.1KHz) 単位で増減させることができる。
値を大きくするほど、CPU に負荷がかかる。
CPU 使用率が 100% にならなくても、50% 前後で音が途切れ途切れになってしまう。
また、音楽が再生されるまでに大きな遅延も発生する。
再生ボタンを押してから10秒ほどで音が鳴り始める。
また、比較的等間隔で Frieve Audio 画面がフリーズしたりを繰り返す。
ONKYO SE-200PCI LTD などをもっている方はいろいろ試してみてはいかがでしょう。